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HEREと申します。地方都市在住28歳女性です(既婚)。枯山水・骨太な本・個性的なお酒を愛しています。
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2009年07月06日

the end of ?

 仕事でペーパーメディアが持つ影響力をしみじみ感じる日々です。
 それでも皆が嘆き、憂う不況も手伝って出版社の数は4000社を下回り、このニュースが飛び込んできました…!!


「スタジオボイス」が休刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000107-jij-soci



 うわー…。
 エスクィア日本版に続き、スタジオボイスまで休刊するとは(「マリー・クレール」も休刊なのですね)。一時期はよくチェックしていたのでなんだか悲しい限りです。
 この「スタジオボイス」はサブカルチャーのアイコンとして認識されがちなのですが(たしかにミョーにエロい写真やデザイン性を重視し過ぎちゃった紙面などには、その香りを感じずにはいられません)、よくよく読めば、スタジオボイスでしか読めないような切り口の文章がたくさんありました。とくに90年代のスタジオボイスの雰囲気は好きでした。
 わたしの学生時代は「インターネットはダイヤル回線が当たり前☆ はやくテレホタイムにならないかな~」という時代だったので、情報のカオスであるネットはここまで身近ではありませんでした(インターネットブラウザを携帯するなんて夢のまた夢だった)。ニッチなニーズに応える本屋というのもここ最近の動きで、10年前ぐらいは欲しい本も「取り寄せになりますが、問い合わせてみないとわかりません」という始末。そんな中で「スタジオボイス」は気軽に手に入れることのできる、クレイジーな雑誌でした。「これ、身体がどうなってるの?」という写真や、挑発的な文章に触れ合う時間は田舎に住むわたしにとってとても大切な時間だったように思います。これに関しては同志は多いと思うのです。うーん…というか、わたしのこの立ち位置が80~90年代における<都市・郊外>の構造そのものか…。

 「インターネットの普及が雑誌を殺す」という安易なことではなくて、もっと大きな、サブカル(この響きが苦手…)の転換期に来ているような気がしました。若者よ。

 時代は移り変わるのですね…。
 最終号は写真特集らしいので、内容にぐっときたら購入しようと思います。

 さて、午後もがんばります。

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